Before
After
皆さんこんにちは！
本日は、数年前に大手家具メーカー様から依頼された特殊工事を再度ご紹介します。
この技術につきましては、たくさんのお問い合わせを頂き、心より感謝申しあげます。
作業工程
①さて、これは木製家具製品ですが、寸法が２０００×１２００ｍｍと、とても大きな壁パネル材になります。
現地の取り付け変更により、加工された部分を元どおりに復元してほしいというご依頼でした。
加工部分の寸法は、約１００×７０ｍｍ程。
キレイに復元できるか？どうか？神に祈りながらの作業となります！
こういった大掛かりな作業は、事前に、作業工程・使用材料・材料の相性・日数などの計画を立てます。
それでは、いざ！出陣！
②パネルの材料は一般的なナラ・ブナなどのオーク材です。
まずは加工部分の型取り → 加工基材の上にオーク材の突板を貼りつけ
③型材を接着固定 → ステインにて軽く着色
④ースコートに着色剤を添加し、全体のナチュラル感を消さないように
少しづつ着色・ベースコート・木目描写・足付けを繰り返す。
艶感は７分艶消しほど。
木目は人工感を出さないように、薄く、小さく、少しづつ……
根気の要る作業を継続します。
⑤トップコートを吹き付けて出来上がり！
加工部の強度、表面の耐久性と、計画通りの仕上がりを達成することができました！
この案件をご依頼頂いた関東の大手家具メーカー様、再度心より御礼申しあげます。
これより、私たちのチームはより一層技術を磨くことができ、多くのお客様のお役に立つことのできる基礎をつくることができました。
今後とも、メンテックシステム補修・再生技術チームを宜しくお願い致します！
「取り換えずに何とかキレイにすることはできないだろうか・・・・？」
そんなお悩みは、メンテックシステム補修・再生技術チームにお任せください！